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備忘録(平成23年3月11日より数日の顛末)_3 

 午前3時頃に一度目が開く、外泊時は大抵眠れなくなる吾身であるが、このぐらいの寝つきで済むのだから大丈夫だと一人合点をする。ぼんやりとした頭で辺りを見回すと、皆が床に寝そべっている景色を見てふと、「眠れぬ一夜を明かす」や「不安な一夜を過ごす」という表現はこの場所にはないのだなと思わされる。疲れてしまえば大抵人は眠くなるのだなと思う。普段2~3時間歩きと通すという機会などほとんどないのだから。

 それから手水場で用を足し、30分ばかりウトウトしているといつの間にか眠ってしまい午前5時30分頃に目を覚ます。昨日購入したカロリーメイトと水の一部で簡単な朝食を済ませる。周りでも人々が次第に目を覚まして動きはじめており、また会館の人が水を配る用意をしている姿を見かける。館内の入口附近では国鉄の本日の臨時運行情報が貼り出してあったので確認すると、京浜東北線はなんとか運行しそうだとの情報が貼り出されている。丸一日かけて徒歩で帰宅することを考えていただけに、一安心する気持であった。

 まだ薄明かりの状態であるが、会館を出て少し周りを散策することにする。連絡橋から昭和通り側に出て、アメ横通りから御徒町周辺を歩く、あたりには混乱の後らしき姿も無く、日常の早朝時の人通りの少ないいつもの街並に見える。ただ、24時間営業の飲食店に貼紙で「在庫の関係で本日休業」とあるのをチラホラ見かけるのが気になるところである。そこから御徒町駅近くから引き返し、上野公園に入り再び会館前につく頃には、完全に夜が明けていた。

 駅も開いていたので構内に入ると、駅の館内掲示板にテレビでニュースを流しており人々が少し集まっているので、何とはなしに私もその映像を見る。泥色の自動車の群、瓦礫が散乱している地面、瓦礫も地面も水をかぶっているという、津波の後の光景である。音声では死者不明者等が数百名との話が出ているが、どう考えても少なすぎるように思える。波際の都市があの情景なら数千名単位にはなってしまうのではないかと考えると、空恐ろしい思いにとらわれて映像を直視出来ず、早々にその場から立ち去った。
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