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備忘録(平成23年3月11日より数日の顛末)_1 

 あれから4ヶ月近くの日々が流れた、しかし、自分自身の記憶はいつのまにやら改作を開始しそうな気がするため、ここにあらためてその当時のメモを参照しながら、自分をなるべくそのまま振り返って、記録をつけて行きたいと考えた、自分は残念ながら弱い人間でしか無く、このようなことをしなければ、後で自分自身に虚偽を働くように考えるからである。

 当日の金曜日は、私は月末の客先への納期に向けて製品の試験を行っていたときでした。丁度製品に対して小さな障害が見つかり、隣の同僚とその障害箇所について打合せをしていると、数日前にあった非常にゆっくりとした気味の悪い周期の地震が起こりました。少し回りが騒がしくなりましたが、いつもの如く軽いゆれと考えそのまま仕事を続けようとしました。

 ところが、少しすると揺れがいつもより大きいと感じ、ふと顔を見上げた瞬間に小学校の頃の地震体験装置で体験した震度5以上のゆれを感じたため、慌てて机の下にもぐりこみました。揺れていた時間は長く感じましたが、実際は20秒位の出来事だったのではないかと思います。

 その後にビルの放送が入り、大地震のため屋外に避難を呼びかける放送がありましたので、上着を着て仕事鞄を持ってビルの外にある駐車場に向おうとすると、廊下の隔壁が閉鎖されており、二つある階段の一つが閉鎖されているのを見ました。幸いパニック状態で階段から人を突き飛ばすような人もいないため、無事に駐車場にたどり着いて辺りを見回すと、避難した人々がビルの真下から余りはなれず参集しており、一部の人はビルの真下でタバコを吸い始めていました。

 私は、職場の同僚の一団を見つけて合流したものの、どうも二分してしまったため、その一団にいた現場の上長にもう一方を確認をしてくると告げてから、ビルの別の入口側に移動しようとしたその時に、再度地面が揺れビルが玩具の積木のように不安定にギシギシと音を鳴らして揺れているのを見た瞬間、ビルの真下に参集していた人々が一斉に悲鳴を伴いながらビルから離れて行きました。

 短い余震の後に、再び移動して別の同僚一団を見つけ全員無事なのを確認し、上長に全員が無事なことを連絡してほっと一息つくと、今度は勤務先の避難所に指定された公園に移動して、しばらくして午後4時頃になると帰宅要請がありました。どうも地下鉄も国鉄も止っているとの情報があり、帰宅困難な場合は勤務先の避難所を使ってもよいとの話でしたが、あまりこの場に留まりたくなく、家族も心配なためとりあえず歩いて東陽町から上野駅までいこうと決心しました。
 上野駅まで歩こうと決心したものの、職場に防寒着は置いたままであるので、先程玩具のように軋むビルの姿が一瞬だけ頭をよぎったものの同僚と共に職場へと移動すると、先程確認した同僚一団がビル入口前に屯しているのを見て不思議に思い声をかけると、「何処に移動するかの連絡もないためずっとここにいた」との言葉を聞き、移動の情報が出た段階で、彼等の場所を知っている自分自身が彼等にその情報が届いているか、確かめるべきであったのにそれを怠った己の過ちを気付かされる一幕がありました。

 防寒着をとり終え、職場のリーダーにより現地解散の合図がありそれぞれ帰宅する。普段通勤鞄に入れている『震災時帰宅支援マップ』を取出し、帰宅経路を確認してから上野駅に向けて歩き出す、経路である永代通りは人通りに溢れ、昭和通りも秋葉原駅周辺では人通りに溢れる中を進むも、混雑が大きいため秋葉原駅からは京浜東北線沿の道に入る。その途上で万一国鉄がこのまま動かないことを考え、コンビニでカロリーメイトと水を購入しようとするが、長蛇の列のため購入を断念する。しかし途中の自販機で水を、客足の無いドラックストアでカロリーメイトを購入することが出来たので一安心する。

 途中で定食屋に入り夕食を摂っているときに、災害報道から宮城沖でM8.5という数字を聞き我が耳を疑う、数年前にインドネシア沖で発生した地震の結果を思出し、あの威力が東北に襲い掛かっているのではないのかと不安に駆られてしまう。店を後にして上野駅に19時頃到着するも、既にシャッターは閉ざされ「本日運休」の貼紙があるのをただ見つめていた。
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