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言葉言葉言葉―(今夏の九州の電力事情)  

 母の實家が鹿兒島にあるので、今夏の九州電力の需要と供給豫測を調べてみた。先づ供給力を見てみる。最大限の樂觀數字で約1730萬KWh、空梅雨による渇水や融通が不可の場合の最小限の悲觀數字は約1510萬KWhである。次に需要である。ここ數年の節電努力を『9割既に織込濟み』で平年竝みの氣温だと約1560萬KWhとなる。『昨年のやうな猛暑』だと約1670萬KWhとなる。

 整理すると以下の通りとなる。
・供給:1510~1730萬KWh
・需要:1560~1670萬KWh(2013年実績:1634萬KWh)
問題は樂觀數字の中を占める火力發電所の問題である。現時點で九州電力の火力發電所は、共同發電所を含めて約1120萬KWhとなる。

 この中で運轉開始經過年數が40年以上經過してゐる火力發電所を列舉すると下記の通りとなる。
1、苅田發電所の新2號機(375,000KWh:經過年數42年)
2、相浦發電所の1號機(375,000KWh:經過年數41年)
3、川内發電所の1號機(500,000KWh:經過年數40年)
4、戸畑共同火力發電所の2號機(156,000KWh:經過年數43年)
5、戸畑共同火力發電所の3號機(250,000KWh:經過年數42年)
6、大分共同發電所の1號機(255,000KWh:經過年數42年)
7、大分共同發電所の2號機(255,000KWh:經過年數41年)
上記のタービンの発電能力は合計約216萬KWh分となる。

 この邊りの火力發電所で何が問題かと云ふと、經過年數による設備老朽化もさることながら、プラントの設計と建設がオイルショック以前ものだと云ふ點がある。その後のプラントとは設計の基本前提が異なつてゐるため、補修や交換の技術も智識も大幅に變更されてしまつてゐる。

 かうした事から一度何か不工合があると、修理や交換が數時間とか數日では濟まない程度に、長期化し易くなるのは避けられない。幾らプラント運用の現場が、奮勵努力しようともこればかりはどうしようもない状態である。

 通常であればかうした火力發電所は、同時期の唐津火力發電所と同樣に長期計劃停止扱ひとなるのが妥當な設備となる。しかるに只今現在といふと繼續運轉にリスクが高いかうした火力發電所の216萬KWh分を、電力供給を果たす數字として繰入れ無理を重ねた「豫備率3%」の實態である。豫備率とやらも數年前までは電力會社では最低基準は7%だつたと云ふ事も世間では知られてゐない。

 これはどう考へても異常事態としか云へ無い。世の中では九州の原子力發電所の再稼働に反對する根據に阿蘇山の大爆發すら心配する程にリスク意識の高い人がゐる。さういふ人達が、何故に老朽プラントの故障や事故のリスクを無視するばかりでなく、新聞に發表された電力會社の需要と供給の樂觀數字だけを鵜呑みにした舉句に「電力は足りてをるぞ」と發言する姿は、まるで戰時中の神州不滅やら特攻精神だと吹聽し、疑義を少しでも差し挾まうとする人々を、非國民扱ひしたヒステリー状態と同一だと私には見へる。

 ヒステリー状態の人は相手の口封じをすることは一時は出來る。それどころか演技として「やらせ」にすら応じさせることすら可能だらう。しかし生憎のところプラントや機械はヒステリー状態の人間の演技を強要したところで無意味である。
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